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2015年06月24日 | 鳥井実作詞生活50周年記念曲 「いい旅だった」新曲発売に至るまで

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鳥井実先生を訪ねて北海道へ

風の噂に、体調を崩されふるさと北海道に戻られたと聞いた私は、昨年11月鳥井実先生を訪ねて北海道へ 私の歌手への道は、先生の「母の祈り」から始まりました。

デビュー当時、よく東京四谷のマンションに遊びに行きました。
先生は、いつも頭にバンダナを巻いて冬でも靴下を履かず草鞋を履いて東京の街を歩いておられました。

18年ぶりの再会 北海道での再会は、先生と奥様が出迎えてくれて本当になつかしい再会となりました。
なつかしい話の中で、先生が「いい旅だったかい」と一枚の紙切れを差し出されました。
そこには、詩がかかれていました。

奥様がそばで、「川本さん、今月が鳥井の作詞家50年なんですよ」と言われました。
まさに、先生の作詞生活50年の節目に頂いた歌詞。
新曲は考えていませんでしたが、「よし、先生の50年のお祝いにこの歌をたくさんの方に歌ってもらえるよう頑張ろう」と発売を決めたのです。
先生から「川本さんが、曲をつけてくれないか」といわれました。
「いいのですか?」 先生の50周年記念曲に曲をつけさせて頂けるのは、歌手として、この上ない光栄なことでした。

なんとその日、先生とお別れしてホテルに向う車中で空からメロディーが降りてきたんです。
不思議なことがあるんですね。 じっくりと歌詞に目を落とすとそれは、先生の人生そのものでした。

自分探しの・・・「いい旅だった」
誰の心にも響く素晴らしい歌詞に川本三栄子が初めて作曲に挑戦した 鳥井実作詞生活50周年記念・川本三栄子歌手生活20年の集大成曲です。

toriiminoru

その後、先生から3曲の歌詞と曲をカップリングの為に作っていただきました。
カップリングに3曲も作ってもらえるのは、本当に異例なことです。
それだけ先生のこの曲に寄せる思いが強かったと思っています。

私は、先生のお心を受けて全国に届くよう一生懸命歌い続けていきたいと思っています。
ファンのみなさまの応援よろしくお願いします。

川本三栄子